布団から

考えていることの記録です。

日記 2021年8月3日

今日は懸案だった通訳の仕事があった。心配していたけれど準備もしっかりできていたので、すんなり終わってむしろちょっとさみしい12時である。

脳みそスパーク状態で、眠れなそうだが、日記に書くようなことが考えられない。

 

今日はこの辺で終わりにしたいと思う、バイ!

日記 2021年8月2日

2日の日記

昨日(というかもう一昨日になりそう)の日記を今日書く、なぜかというと昨日は体調がすこぶる悪く、一日寝たりぼーっとしたりをしていたからだ。昨日何があったのか全く覚えていない、本当に一日ただ寝ていた。ご飯は自分で作った。

 

なぜ体調が悪かったかというと、生理だったからだ。毎月くる生理に悩まされている。軽くなるといいなと思って一度ピルを飲んだことがあるのだけれど、副作用の鬱がめちゃくちゃひどくてすぐに飲むのをやめた。子供を産む予定も、そのつもりもあまりないのに、どうして毎月生理がくるんだろうか、辛すぎる。でもとりあえずは健康なのだということがわかるので、それは生理の良い点かな、と思っている。生理で体調が悪くなっているので、健康とは言えないのだが…。

 

 

 

日記 2021年8月1日

8月になった。もうすぐこの日記を初めて1ヶ月になる。その日がとても楽しみだ。

今日は友人と会って、職場の本屋を案内することになった。これがよく売れているよとか、これはオススメとかそういう話をしながらフロアを巡っていく。こういう機会は初めてだったので、なんだかくすぐったかったが楽しかった。途中、装丁の仕事をしている友達が手がけた本があったり、友達の妹がはまっているという作家の本があったりして。 

友達がこれ可愛いよと見せてくれた漫画。この画像だとわかりづらいけど、カービィおよび濃いピンク色の部分がピンク色の箔押しになっていて、ドリーミィな感じだった。こんなにかわいい装丁でカービィが出てたなんて知らなかったな。名前も「プププ編」とか「ペポポ編」とかポップで可愛らしかった。

 

同じくかわいいゴフスタインの本。この『ねむたいひとたち』は手のひらに乗るような小さい本でサイズ感もかわいい。

友達は、楽しかったと言ってくれて、こちらも嬉しかった。自分の職場の本屋は町の本屋で、セレクト本屋ではない。特別おしゃれなお店!なぞではないのだけれど、いい町の本屋だと思うので、自慢だ。特に漫画売り場はすごいと思ってるので、その一端(BLコーナー)を担っているという事実にはドキドキもするけど。最近は自分で作ったフェアをあまりやれていないので、また何か企画したいなと思っている。何にしようかな…。

 

夜は、支払いがてら外に出て、パートナーと一緒に近くの公園まで散歩した。ご飯を食べた後はゴロゴロしてしまいがちなのだけれど、食後の散歩を習慣にするのもいいねという話になった。夜、なんか勉強する気が起きずインターネットをやっていたら、チェコの人形劇のイベントを見つけて、早速申し込んだ。とっても楽しみ。

 

今日はそんな感じでした。明後日が通訳の仕事の本番ですでに緊張し始めています。

バイ!

 

 

日記 2021年7月31日

今日はある原稿を書いていた。原稿といっても、仕事ではない。400字詰の原稿用紙一枚分、という指定だったので、割とすっと書けた。この日記で毎日400字以上書いているので、自信が持てていたからのような気がする。同じ文章をチェコ語でも書いて完成。明日は友人に会う用事がある。楽しみだ。

日記 2021年7月30日

また夜寝過ごしてしまったので、7月31日になってしまったが、日記を書く。

昨日から、スマホを白黒表示にしている。なぜかというと『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮社)という売れている本(本当に売れてる、バイト先の店でも売れている)に、白黒表示にするとスマホに触る時間を短くできる、と書いてあると聞いたからだ。(本は読んでいない。)

私は特にTwitterに依存気味、というか完全に依存していてちょっとした暇があるとすぐTwitterを見てしまうので、どうにかしたいなと思って白黒表示を決断した。

白黒表示にして2日目だけど、確かにスマホに触る時間は減った気がする。なぜなら、なんだかつまらない感じがするからである。ぼーっとTwitterをいじっている時間も短くなった気がする。

実際に数字を見てみると、平均で1日4時間あったスクリーンタイムが1時間減って3時間になっていた!すごい…。(スマホ脳…読んでみるか…?)

こうなってくるととても気分が良い。綺麗な色の写真など色が重要なものをツイッターで楽しめないのは少し残念な気がするけれど、この1時間が何か勉強とか、もっと有意義なものに使えるなら全然いい。しかし、スクリーンタイムを測ってみて、1時間減っていることはわかったものの、その1時間に私は何をしているのか、よくわからなかった。ぼーっとしているのか?それとも何か別の「有意義な」ことをやれているのか?他の「タイム」は自動的に測れないので、よくわからずじまいである。なんだか間抜けな話になってしまった。

 

今日はこのへんで。バイ!

日記 2021年7月29日

今日は勤め先の本屋でたくさん買い物をした。買ったのは18冊で、ほとんどが漫画。

こんなに買ったのには理由がある。日本語を学んでいるチェコの友人から、日本の漫画や本を送って欲しいとリクエストをもらったからだ。彼には雑誌を作った時にかなりお世話になったので、リストを作ってもらって、本をプレゼントすることにした。彼の分と自分の分と合わせて18冊買った。

比較的節制している方なので(収入が低いため…)パーっとお金を使って本を買うのはとっても楽しかった。困ったことに、本を読むよりも買う方が楽しいときすらある。持参した袋にパンパンに本を詰めて、それでも足りなかったのでレジ袋を買ってそこに入れてもらって帰路に着いた。

今日はその中から一冊紹介したいと思う。

水凪トリ『しあわせは食べて寝て待て』(秋田書店

一生付き合わねばならない病気になってしまった主人公・麦巻さとこ。週5日会社で働くことができずに週4日のパート生活になり、収入はガクンと減ってしまう。医者には「婚活でも」と言われ(最悪…)たが、大家さんの鈴さんとその息子との出会いをきっかけに古い団地へ引っ越すことに。この出会いがさとこの暮らしを少しずつ変えていく… といったおはなし。

新聞の書評に載っていたとかで母からのリクエストがあり、購入に至った一冊。次会えるのはワクチンを打ったあとだから秋頃…になりそうだけどとりあえず買っておいた。(母は保育士をしており、職場以外の人に全然会わない生活をしている。)

私も(主人公とは違うものだけれど)病気を患って会社を辞めて、今は週4でパート(!)している身なので、いろんな意味で刺さる言葉が沢山あった。

「確かに 週5日フルタイムじゃ体力的にちょっと…だなんてまさにシルバー世代の再就職だもんね」

(さとこが自分自身に対して思う言葉。わしも思ったことがあるぞ…。)

「あんたはキャリアウーマンになるんだとばかり思っていたからさ 命に関わる病気じゃなくても人生つまづいちゃうものなのね」

(さとこがお母さんから言われる言葉。これは言われたことはないが、そう思われているのかな、と思ったことはある…。)

一番心に残っているのは、友人は結婚して幸せな家庭を築いているのに自分は病気になってしまって会社を辞めて…言うさとこに、大家さんがかける言葉。

「こう考えるのはどうかしら 新しい自分になったのだって 
お金が無いなら無いなりに 体力が落ちたなら落ちたなりに 
けっこう楽しいことって起こるわよ」

今読み返してみても、またうるっとくるものがある。頑張れない自分に対して「ダメな自分になってしまった」 と思うこともあったけれど、そうじゃなくて新しい自分になったと思えばいい。新しい自分になったのだから、自分にちょうどいい頑張りがあるはずだ。体とお財布の声を聞いて自分なりに楽しく生活していこうと思うことができたら、それはとても幸せなことだと思う。

(こうやって自分で工夫するだけじゃなくてもっと支援とか必要じゃん、と思う部分もあるけれどね。)

タイトルの『しあわせは食べて寝て待て』の姿勢をとっている、その状態はすでにとってもしあわせだと思う。

 

今日はこの辺で。読んでる本、少しずつ紹介していきたいです。バイ!

日記 2021年7月28日

今日は本屋の仕事が休みで、午前中から英語のオンラインレッスンを受けた。レッスンでは、プレゼンの練習をした。事前に先生に送ったスライドと読み上げ用の原稿を見てもらって、直してもらう。その様子を聞くので30分。あとは会話の練習で30分。それでドッと疲れてしまい、午後は何にも集中できずに終始インターネットを泳いで終わってしまった。

いろんな記事を読んだ中で、福尾匠さんが滝口悠生さんの『長い一日』について書いた文章と、アート・トランスレーターの田村かのこさんのインタビューが印象に残った。

福尾さんの文章はこちら。

www.webchikuma.jp

福尾さんの文章で、印象に残ったのはやはり日記について書いた箇所だった。

毎日、日付がタイトルになった文章を書くということだけが決まりとしてある。とはいえその日あったことを頭から順番にあれがあってこれがあってと箇条書き的に書くと「日誌」になって結局テーマと書き方が固まってしまうので、それだけ注意する。その日あったこと、その日思い出したこと、その日考えたこと。その日のうちにありながら、何か別の日や別の場所に繋がっているような瞬間がすくい出せると嬉しい。

 日誌と日記の違いについてすら敏感になっていなかった自分の言語感覚を反省した。私はまさにその日にあったことを書く「日誌」(および学習日誌)をこのブログで続けているように思える。この「日記」の面白くなさには自覚的だったので、福尾さんに倣って「その日のうちにありながら、何か別の日や別の場所に繋がっているような瞬間」についてもう少し考えてみようと思った。「あったこと」より「思い出したこと」「考えたこと」に集中すればこの文章ももう少し面白くなるかもしれない。

田村さんの文章はこちら。

note-infomart.jp

当たり前といえば当たり前だけれど、田村さんがどれだけ言葉に気を遣っているのかがわかる記事だったように思う。丁寧にまとめられていた。

福尾さんの記事と田村さんの記事とを読んで、まず思ったのは、私ももう少し言葉に敏感になれるかな?ということ。努力でどうにかできることなのかわからないけれど、たくさん本を読んで、話を聞いて、自分でもたくさん書いて、話して、もっと丁寧に言葉を扱えるようになりたい。そう思った。まずはばっと書いてざっと見直して(時にはそれすらせずに)公開してしまっているこの日記から改善の一歩を初めてみようと思う。

 

それでは今日はここまで。バイ!