布団から

考えていることの記録です。

日記 2021年7月28日

今日は本屋の仕事が休みで、午前中から英語のオンラインレッスンを受けた。レッスンでは、プレゼンの練習をした。事前に先生に送ったスライドと読み上げ用の原稿を見てもらって、直してもらう。その様子を聞くので30分。あとは会話の練習で30分。それでドッと疲れてしまい、午後は何にも集中できずに終始インターネットを泳いで終わってしまった。

いろんな記事を読んだ中で、福尾匠さんが滝口悠生さんの『長い一日』について書いた文章と、アート・トランスレーターの田村かのこさんのインタビューが印象に残った。

福尾さんの文章はこちら。

www.webchikuma.jp

福尾さんの文章で、印象に残ったのはやはり日記について書いた箇所だった。

毎日、日付がタイトルになった文章を書くということだけが決まりとしてある。とはいえその日あったことを頭から順番にあれがあってこれがあってと箇条書き的に書くと「日誌」になって結局テーマと書き方が固まってしまうので、それだけ注意する。その日あったこと、その日思い出したこと、その日考えたこと。その日のうちにありながら、何か別の日や別の場所に繋がっているような瞬間がすくい出せると嬉しい。

 日誌と日記の違いについてすら敏感になっていなかった自分の言語感覚を反省した。私はまさにその日にあったことを書く「日誌」(および学習日誌)をこのブログで続けているように思える。この「日記」の面白くなさには自覚的だったので、福尾さんに倣って「その日のうちにありながら、何か別の日や別の場所に繋がっているような瞬間」についてもう少し考えてみようと思った。「あったこと」より「思い出したこと」「考えたこと」に集中すればこの文章ももう少し面白くなるかもしれない。

田村さんの文章はこちら。

note-infomart.jp

当たり前といえば当たり前だけれど、田村さんがどれだけ言葉に気を遣っているのかがわかる記事だったように思う。丁寧にまとめられていた。

福尾さんの記事と田村さんの記事とを読んで、まず思ったのは、私ももう少し言葉に敏感になれるかな?ということ。努力でどうにかできることなのかわからないけれど、たくさん本を読んで、話を聞いて、自分でもたくさん書いて、話して、もっと丁寧に言葉を扱えるようになりたい。そう思った。まずはばっと書いてざっと見直して(時にはそれすらせずに)公開してしまっているこの日記から改善の一歩を初めてみようと思う。

 

それでは今日はここまで。バイ!