布団から

考えていることの記録です。

日記 2021年7月27日 耳、その後

Amazonはやはり早い。昨日頼んだイヤーマフが届いて、今装着して書いている。

耳だけ別の空間に飛ばされてしまったような静けさ。しかし、耳の圧迫感がすごい。行ったことないけど、なんか耳だけ無重力空間にいるような?感じである。Amazonのレビューには音の聞こえなさと圧迫感は比例します、と書いてあったけど、こんなにか…!というのが正直な感想。私が欲しかったのはもうちょっと圧迫感が少なくて、もう少し音が聞こえるやつだったぜ…なのでこれは返品することにした。

Amazonはすぐ届くし返品も無料だしですごいな。この後ろにどういう構造があるのか、きっと配達員の人の大変さとか、健康でないものも含んでいるのだろうと思わずにはいられないが、やはり便利なので利用してしまう…。

 

黒一色がいいな〜と思って、色だけで「3M PELTOR X5A」という型番を選んでしまったのだが(ばか)、この数字がミソで、グリーンのX1Aが一番遮音効果が小さく、おそらく圧迫感も小さいもので、数字が上がるほどにイヤーマフの厚みが増していき、遮音効果も上がっていく。実物を見てみて理解したんだけど、イヤーマフは、両耳に小さい防音室をつけてるみたいな構造で、イヤーマフの厚みがあればあるほど、その部屋が大きくなり、遮音効果が増すということらしい。

なんだかこの構造自体はとても可愛いような気がして、私が絵を描ける人だったら絵に描いているな〜と思った。

 

日々暮らしていて、時にこれを絵にしたいなと思うことがたまにある。今思いついたことをさっと素敵な絵にできる腕があったらな。両耳に無重力の部屋をつけている人の絵を描けたらいい。

 

今日はここまで!バイ!

日記 2021年7月26日 落ち着く耳

今日も通訳の準備をしていた。送ってもらったスライドを英語に訳す作業。


今日は、作業の途中で、イヤーマフを買った。まだ届いていない。
なぜ買ったかというと、耳にイヤホンを入れている方が落ち着くと気づいたから。何も音が流れていなくても、入れているだけで落ち着くと気づいた。なんでなんだろう。

でも、イヤホンを耳にずっと入れているのは耳に良くないというのを何かで読んだことがあるので、イヤーマフにすることに。

我が家は隣の家に幼子がいて、そして昼間はずっとピアノを弾いている音が聞こえてくる。(ちなみに上手)その生活音も嫌いじゃないのだけど、どうせならそれをまるっと消せるような効果があるやつを買ってみようと思い、3Mの5000円くらいのにした。工業製品のメーカーってなんか良い気がして…。

 

(ちなみにこのリンクからイヤーマフ買ってもらえると私にすこしだけ報酬が入るので、イヤーマフ買ってみたかった人はぜひ…。)

買ったらレビューを書こうと思います。もしかしたら完全に無音はあまり向いていないかもしれぬ。

 

そして今日は2週間ぶりにM先生のチェコ語オンラインレッスンがあった。前回立てた目標や学習計画が自分に合っていたか、計画通りにやりきることができたかの細かい確認からレッスンが始まった。

私はこの先生のこういうところがすごく好きだ。目標を立てさせて終わりではなくて、ちゃんと計画と突き合わせたり、しっかりできたか擦り合わせしたり、ロジカルに学習を組み立てることができるのが性に合っていた。個人レッスンのいいところを享受できている気がする。正直にいうと、学習計画は全てできたわけではない。シャドーイングは毎日続けてたりフィードバックをもらって改善することができたけど、読書が進まなかった。来月からは読書も頑張ってみようと思う…頑張れるかしら。

 

今日はここまで!バイ!

日記 2021年7月25日

今日も日記を書く。今日は英語のオンラインレッスンだった。
お昼にカレーを食べに行っていたら、思いのほかギリギリになってしまって、焦った。

先生に、今度の通訳にあたってクライアントからもらった資料を翻訳したもの(英語の原稿)を見てもらった。(念の為書いておくが、内容は機密事項じゃないしクライアントにも言ってある。)結構直しが入ったけど、概ねよく翻訳できてるよと言ってもらえて嬉しい。英語はネイティブではないため、全く自信がなかったので、その分嬉しかった。そしてよりわかりやすい表現やより適切な表現に直してもらった。(たくさん)

最後に、通訳として喋るならば、もっとたくさん英語のスピーチを聞いて、抑揚を身につけろとアドバイスをもらった。これが…難しい。文節の切れ目で一息ついたり、アクセントに気をつけたり…やることがいっぱいだ。いつか今のレベルを抜け出して、すごく流暢に喋ることが可能になるのだろうか。中上級の抜け出し方ってどうしたら良いのか、英語は果てしない。(チェコ語も然り)英語でもシャドーイングを続けてみようかな。

 

時間が余ったので、先生とオリンピックの話をした。先生はテニスが好きらしく、テニス選手が時間を試合遅らせてくれと要請しているというニュースも知っていた。

私はしばらく前からかじっているスケボーの話をした。日本人が金メダルを取ったと称えられているけれど、(そして誰かが世界一になったというそのこと自体はとても素晴らしいことだとは思うけれど)多くの公園ではスケボーは禁止されているし、ストリートで滑ったら警察に注意されることも多い。皮肉だね、と互いに言い合った。

スポーツは、本当だったら遠い相手、知らない人との共通の話題になったり、同じ画面を見て盛り上がったりできるすごく楽しいもののはずなのに、今回のオリンピックはスポーツの価値たるもの?を貶めているように思った。詳しくはここに書かないけれど、オリンピックについては考えることがいっぱいありすぎてどう思うべきか混乱している。

 

この日記が日記というか学習日記になっているね…でもまあ良いか。毎日ちょっとずつ頑張っています。バイ!

 

 

 

日記 2021年7月24日 続けること

8月頭にある英語⇆日本語の通訳の仕事に向けて準備している。明日は英語ネイティブの先生に自分の翻訳及び発音を見てもらう予定。楽しみである。

 

話題は変わってチェコ語について。

先生について、チェコ語の勉強を本格的に再開してから、3ヶ月になる。4月からの先生はちょっと自分に合わなかったので、6月末から新しい先生×2人とやっている。今のところいい感じ。課題がはっきりしてきて、着実に階段を上がれそうな気がしている。

(意識が高いっぽいことを言うが)この1ヶ月間の自分の学習を振り返ってみると、やはり具体的な目標を設定したことが良かったように思う。第一回目のレッスンで、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の目標を立てた。漠然としていた「できない」「できるようになりたい」がはっきりとして、何に集中すればいいのかかなりクリアになった。目標設定なんて新卒で入った会社以来で、久しぶりだった。

幸運なことに、チェコ語の先輩にあたる人に勉強会にも誘ってもらって、来月からは翻訳のトレーニングの時間も定期的に取れそうだ。キャパオーバーしないように気をつけながら、でもぼちぼちでもいいから続けたい。

 

続けるといえばこの日記も、毎日書き始めてから21日が経った。とりあえず続けようと思っている31日まであと10日である。

以前にも書いた通り、これを始めたのは、友人が#31diaryというハッシュタグで絵日記を書いていたことがきっかけなのだけれど、この31日(=1ヶ月)というのは何かを毎日続けてみようと思ったときにちょうどいいハードルだった。

「何かを30日続けよう」というコンセプトについては、
『マット・カッツの30日間チャレンジ』という有名な動画があって、これを観ると、オ、自分もやってみよかな〜という気持ちになってくるので、おすすめ。

www.ted.com

絵日記を書いていた友人からのアドバイスとして、日記のハードルをめちゃ下げることも大事、自分を甘やかす訓練になる、と教えてもらった。何かを毎日続ける、というのは自分に厳しくあることだと思っていたけれど、同時に甘やかす訓練にもなるというのが逆説的?で、面白いなと思った。

 

さあ、これがいつまで続くのだろうか(チェコ語の勉強も日記も…)お楽しみである。

 

今日はこの辺で、バイ!

 

 

日記 2021年7月23日 始まった

どうしようかなと迷ったけれど、やっぱり気になったのでオリンピックの開会式を観た。コロナの前から反オリンピックの意見に触れていて、オリンピックについて自分がどう思うか考えてきた。自分がどう思っているかはここに書かない。

開会式のスピーチで、バッハ氏が難民選手団を歓迎しますと言っていたり、オリンピックコミュニティへようこそと言っていたのでそこで気持ちががっくり来てしまった。

今日は短いけどここまで。オリンピックが始まる。明日も本を売る仕事。

日記 2021年7月22日 本屋のカウンターの中で

本屋でバイトをして、もう1年3ヶ月になる。

大学を卒業してから、ふたつ会社に勤めたことがあるのだけれど、どちらも1年半で体調を崩して辞めたので、その1年半がまたやってくる…と怯えているか、と思いきや今回は怯えていない。なぜなら今回は全然続けられそうだから。

実はもうすでになんども体調を崩して、でも辞めさせられるということはなく(本当にありがたい)なんども復帰し、週5の勤務を週4に減らして、自分のペースを掴めてきたからだ。そうだ、私は外で週5日8時間働くのが無理なのだ、と30手前にして理解できた。誰かの間に入って調整するという仕事も苦手なので(できるけどすごく疲れる)、今の本屋のバイトがすごくちょうどいい。

 

本屋での時間の多くを本屋のカウンターの中で過ごす。小説とB級映画が好きで、自分でも小説を書いている(おしゃべりな)おじさんとシフトが被っていることが多いので、レジ打ちの合間に観た映画の話とか気になってる本の話をしている。

おじさんは旅行書・紀行文担当なのだけれど、最近はコロナの煽りもあって旅行書が売れないので「旅行気分できる本」という風に解釈した世界のグラフィックノベルとかを売り始めた。私も少し情報提供した。

今日は、河出文庫が出している世界の怪談集の話で盛り上がった。おじさんはホラーが好きなので、世界の怪談集が文庫で出ていることに心を躍らせていた。その中に東欧の怪談集もあったので、私も一緒に盛り上がった。

「怪談集」と言っても、ドイツ怪談集には、マイリンク、イギリス怪談集にはブラックウッドなど、文学にそこまで明るくない私でも聞いたことのある文学作家の名前が連なっていて、文学のアンソロジーといった趣だ。まだ本を出版社に注文した段階で、現物を見ていないのだけれど、届いたら買う予定だ。楽しみ楽しみ。

 

そんな話をカウンターの中でしている。音量に気をつけて喋っていないので、お客さんにも聞こえているかもしれない。それでいいのかわからないけれど、前にお店に来てくれた友達が、店員さんが楽しそうに本とか映画の話ししてるのが良かったって言ってくれたので、まあいいかと思っている。(もちろんお客さんそっちのけで話すということはないよ)

 

今日はここまで!バイ!

 

日記 2021年7月21日 引っかかったこと

『プロミシング・ヤング・ウーマン』をパートナー(男性)と一緒に観た。ネタバレになってしまうので、詳細は書かないが、性犯罪とその復讐の話だった。このテーマでエンターテインメントとしても抜群に面白く映画に仕立て上げているのが見事だった。

 

観た後に痴漢の話になった。日本には(映画で描かれているように)道ゆく女性に明らかな罵倒語を投げつける人はそんなにいないが、わざとぶつかってくる男性がいたり、痴漢がいる、口を開くことなく、バレないように女性を侮辱した行動をしているという話をした。その時に、彼がすぐに「俺の男友達でも痴漢にあった人がいる」と言ったのに少し引っかかった。男も、という話は今はしていないよ、(男性に対する性犯罪だって無視できないけれども)と言えば良かったなと少し後悔している。(ここに書くだけじゃフェアじゃない気がするので、後で彼に直接言ってみようと思う。)